2017年2月5日 絵日記 その6 「家遠し」
背景を使い回してみました。
後姿は蕪村じゃなくて、山道にいたはずのケンジ君になっています。
これだと、「堤(つつみ)長う(なごう)して」というより、「首都高長うして」かな?
「家遠し」は、帰宅を急いでいるようにも思えるけど、春風が吹き渡る堤がずっと続いていて「家=世俗」は遥か遠くにある・・・という風景を見ているようにも思えます。(なんか正反対だけど。)
さて、このケンジ君は何を考えているのでしょうか。
「家に帰ったら、玄米三合と味噌と少しの野菜を食べよう」・・・・・かな?、やっぱり。